活動報告(セミナー)
・歴史を生かしたまちづくりセミナー「旧横浜市庁舎の歴史・文化的価値を探る!」を開催
日 時:2020年12月5日(土)午後2時〜4時30分
場 所:横浜市役所1階 市民協働推進センタースペース A・B
講 演1「旧横浜市庁舎の設計者・村野藤吾が求めたもの」松隈 洋(京都工芸繊維大学教授)
講 演2「旧横浜市庁舎の建築概要」吉田鋼市(横浜国立大学名誉教授・公益社団法人横浜歴史資産調査会副会長)
話題提供 内田青蔵(神奈川大学教授・公益社団法人横浜歴史資産調査会社員)
トークセッション
松隈 洋、吉田鋼市、内田青蔵(コーディネーター)
主 催 公益社団法人横浜歴史資産調査会、横浜市、公益社団法人日本建築家
協会関東甲信越支部神奈川地域会(JIA神奈川)
当日はコロナ対策を施し、会場だけではなくリモートで配信する方法で行いました。松隈先生は京都からリモート参加、吉田先生と内田先生は会場参加の二重構造のセミナーとなりました。一般の参加者は、会場の関係から40名に制限させていただきまました。
松隈先生からは、村野藤吾が手掛けた各地の作品の紹介を通じて旧横浜市庁舎の設計コンセプトや文化論を語ってくださいました。吉田先生からは、旧横浜市庁舎の建物全体やディテールに秘められた意匠の魅力などからその存在価値を読み取ることの大切さをご披露いただきました。また、内田先生からは民主主義と市庁舎との視点から、市民に開かれた空間が生きている旧横浜市庁舎の素晴らしさをご教示いただきました。
私たちが愛してやまない旧横浜市庁舎の将来に亙る保存、活用に関して参加者一同、大いに参考になったシンポジュームでした。会の記録は、大切な資料として報告書にまとめて参ります。
・ヨコハマヘリティジ・セミナー2020〜旧モーガン邸の新たな船出〜を開催しました
日 時 2020年11月28日(土)13:30〜15:30
場 所 藤沢商工会館ミナパーク3階会議室(藤沢市藤沢607-1藤沢駅から徒歩3分)
内 容 趣旨説明
旧モーガン邸再建計画調査報告について
旧モーガン邸を守る会のこれまでとこれから
シンポジウム『モーガン邸再建に向けて皆でエールを送ろう』
コーディネーター:菅孝能氏
パネリスト:渡辺剛治氏
鈴木芙都子氏
栗林恵美氏
廣田邦夫氏
総 括:後藤 治氏
2004年に2度の不審火により焼損した旧モーガン邸を、現在の所有者に代わって当公益社団が再建に取り組むスタートイベントとして11月28日(土)にシンポジウムを開催しました。(次第、配布資料は別添参照)
当日は、感染症対策のため定員を半分制限し、約60名の参加となりました。
趣旨説明から調査報告、シンポジウムへと順調に進み、「みんなで力を合わせて再建を」とのエールをいただき、お開きとなりました。
今後、再建に向けて藤沢市、旧モーガン邸を守る会と連携し、関連の事業や募金活動等を展開して参ります。
皆様におかれましても引き続き格別のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
・横浜山手歴史講座~横浜山手の変遷と歴史を生かしたまちづくりが学べる連続講座~
Ⅰ. 基礎編 2019年11月 7日(木)
Ⅱ. 応用編 2019年11月14日(木)
13:30〜14:30
会 場 ベーリック・ホール
参加費 無料
定 員 各回50名(申込み不要、当日先着順)
※講座は、各回で完結しますのでご希望の回だけの受講もできます。
Ⅰ. 基礎編 11月7日(木)
演 題:「山手の歴史と西洋館」
講 師:水沼淑子氏(関東学院大学人間共生学部教授、公益社団法人横浜歴史資産調査会理事)
◎プロフィール◎
2002年関東学院大学人間環境学部教授に就任、現在に至る。博士(工学)。神奈川県を中心に文化財関連、景観まちづくリ関連の審議会委員などを務める。NPO法人横浜山手アーカイブス理事、湘南邸宅文化ネットワーク理事。著書に『和洋の心を生かす住まい』(彰国社)、『J.H.モ ーガン アメリカと日本を生きた建築家』(関東学院出版)、『日本住居史』(共著・吉川弘文館)など。
Ⅱ. 応用編 11月14日(木)
演 題:「開港都市の歴史を生かしたまちづくり~函館、神戸長崎横浜~」
講 師:米山淳一氏(公益社団法人横浜歴史資産調査会常務理事)
◎ プロフィール◎
1951年生まれ。元・財団法人日本ナショナルトラスト事務局長。2009年公益社団法人横浜歴史資産調査会常務理事・事務局長に就任、現在に至る。
主な著書に『まちづくリとシビックトラスト』(ぎょうせい、共著)、『「地域資産」みんなと奮戦記』( 学芸出版社)、『歴史鉄道酔余の町並み』、『続・歴史鉄道酔余の町並み』(駒草出版)など
主 催:公益財団法人横浜市緑の協会
・歴史を生かしたまちづくりセミナー V0l.42 野毛山のヒミツ:どうしてハマっ子の憩いの場になったのか?
今回で42回目を数える「歴史を生かしたまちづくりセミナー」。今回のテーマは「野毛山」。
現在は動物園のイメージが強いですが、開港以来、上水道の配水池、豪商の別荘、震災復興公園、さらに戦後の復興期には日本貿易博覧会の会場や遊園地など、様々な積み重ねを経て現在の姿になっています。
いつの時代もハマっ子の憩いの場である野毛山の歴史の積層(≒トリビア)を知る講演と、野毛山公園と旧配水池をガイド付きで巡るミニツアーを含んだセミナーといたします。
野毛山動物園の道路の反対側に、普段は立入禁止の野毛山旧配水池がありますが、今回のセミナーでのミニツアーでは特別にその敷地内に入ることができます。
また、開港以来の横浜発展の経緯が学べ、夏休みの自由研究にも最適です。皆さま、お誘いあわせの上、ご参加下さい。
日 時 2019年8月4日(日)15:00〜17:30 詳しくはこちら(pdf)
会 場 横浜市中央図書館 B1Fホール(横浜市西区老松町1)
プログラム
(1)講 演 15:00〜16:30
①「野毛山はどうしてハマっ子の憩いの場になったのか」講師:青木祐介(横浜都市発展記念館 副館長/横浜市歴史的景観保全委員)
②「野毛山配水池の歴史」講師:寺井宏治(横浜市水道局中村水道事務所長)
(2)ミニツアー 16:40〜17:30
会場から野毛山旧配水池まで、にしくシティガイドグループによる歴史ガイド。旧配水池の敷地内では水道局職員から簡単な説明もあります。
※大雨の場合、ミニツアーのみ中止することがあります。
主 催:公益社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)・横浜市都市整備局
協 力:にしくシティガイドグループ/(特非)横浜シティガイド協会/(公財)横浜市緑の協会/横浜市水道局/横浜市中央図書館
ヨコハマヘリテイジ・セミナー 〜開港都市の町並み保存のダイナミズム〜
日 時 2019年3月20日(水)午後6時30分〜午後8時45分
場 所 横浜市開港記念会館 講堂(横浜市中区本町1−6)
詳細はパンフレット(pdf)をご参照ください。
当日は約70名の参加があり、盛会の内に終了しました。
今後は山手地区の重伝建地区への保存を目指し、市民、行政、専門家等が集い勉強会を積み重ねていくこととなりました。
歴史を生かしたまちづくりセミナー V0l.41 いぶし銀のまちづくり~生活・文化の視点から、まちを再評価する~
日 時 2018年7月15日13:30〜16:00まで 詳しくはこちら(チラシPDF)
会 場 横浜市開港記念会館 講堂(横浜市中区本町1丁目6番地:国指定重要文化財)
歴史を生かしたまちづくりセミナー V0l.40 〜震災復興橋梁〜 in大岡川
横浜市では、昭和63(1988)年に「歴史を生かしたまちづくり要綱」を制定し、横浜の歴史的景観を形成している歴史的建造物の保全活用を推進しています。また、市民の皆様に広く歴史的景観や歴史的建造物の魅力を知ってもらい、親しんでもらうことを目的として、毎年「歴史を生かしたまちづくりセミナー」を開催しています。
大正12(1923)年の関東大震災によって建物はもとより、横浜の土木施設の多くが崩壊しました。震災後に復興の礎として架けられた橋梁(震災復興橋梁)は、100年近くにわたり市民の生活を支えてきました。また、横浜の都市形成においても重要な役割を担ってきました。
今回は、横浜の震災復興橋梁をテーマとしたミニレクチャーと大岡川および中村川に架かる震災復興橋梁を水辺から見学するクルーズ体験を含んだセミナーを開催します。
日 程 2017年9月9日(土)
1回目: 9:00〜11:20
2回目:10:00〜13:00
場 所 黄金町高架下スタジオSite-D(横浜市中区日ノ出町2−158/京急線高架下)
(JR京浜東北・根岸線「桜木町駅」徒歩約15分・京浜急行線「日ノ出町駅」徒歩約5分・横浜市営地下鉄「伊勢佐木長者町駅」徒歩約10分)
内 容(1)ミニレクチャー
「震災復興橋梁〜横浜の復興を支えた橋〜」中藤誠二(関東学院大学理工学部教授/横浜市歴史的景観保全委員)
(2)大岡川・中村川クルーズ体験
日の出桜桟橋〜大岡川〜中村川〜横浜港〜大岡川〜日の出桜桟橋 震災復興橋梁や特徴的なまち並みを水辺から見学
(3)パネル展示
横浜の震災復興橋梁
主 催 公益社団法人横浜歴史資産調査会/横浜市都市整備局
協 力 一般社団法人水辺荘/株式会社ベイガード/公益社団法人日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部神奈川地域会まちづくり保存研究会/横浜市道路局
歴史を生かしたまちづくりセミナーvol.39〜石の記憶〜
横浜の歴史的建造物は、大谷石、房州石、鷹取石、鎌倉石、佐島石など各地の石切り場から横浜の港をとおって集められた「石」によっても彩られてきました。
今回は、横浜・山手のランドマークでもあり、大谷石で仕上げられた外壁が特徴の「横浜山手聖公会(横浜市認定歴史的建造物)」の聖堂(礼拝堂)を特別にお借りして、横浜の歴史的建造物と石をテーマにセミナーを開催します。チラシ(PDF)
日 時 2016年7月16日(土)13:30〜16:15
場 所 横浜山手聖公会 聖堂(横浜市中区山手町235)
内 容
(1) 横浜山手聖公会施工現場見学会の報告 笠井三義(JIA神奈川/カサイアーキテクチュラルデザイン)
(2) 講演 「石の記憶〜横浜の歴史的建造物と石〜」青木祐介(横浜都市発展記念館主任調査研究員/横浜市歴史的景観保全委員)
(3) パネルディスカッション
パネラー:安森亮雄(大谷アカデミー学科指導長/宇都宮大学准教授)
木嶋房由記(世界遺産アカデミー認定講師/木嶋房由記建築研究所)
鈴木裕士(金谷美術館理事長)
コメンテーター:青木祐介
コーディネーター:米山淳一(地域遺産プロデューサー/横浜歴史資産調査会常務理事・事務局長)
主 催 公益社団法人 横浜歴史資産調査会/横浜市 都市整備局
共 催 公益社団法人 日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部 神奈川地域会
後 援 大谷アカデミー
協 力 日本聖公会横浜教区 横浜山手聖公会・横浜クライストチャーチ
平成27年度 歴史を生かしたまちづくりセミナー「みんなで支える明日の『歴史を生かしたまちづくり』」
横浜市は、歴史を生かしたまちづくりを推進して今年で27年を迎えます。この間、歴史的建造物の登録、認定を積極的に行ってきました。その結果、横浜らしさを感じる趣のある都市景観が形成されてきました。しかし、近年、歴史的建造物の滅失が続き、歴史を生かしたまちづくりの行く末に黄色信号が点滅しています。つまり、将来に向けてより強固なシステムの構築が急がれていると言えます。
この機をとらえ、新たな展開を訴求していくには、市民、行政、専門家、企業そして当社団が力を合わせ、連携していくことが重要であると考えます。皆さまとご一緒に、明日の横浜の歴史を生かしたまちづくりを考えてみたいと思いますので、是非お力をお貸し下さい。
日 時 2015年6月24日(水)18:30〜20:30 チラシ(pdf)
会 場 横浜市開港記念会館 講堂(横浜市中区本町1丁目6番地、国指定重要文化財)
内 容
(1) 講演「もう壊さない。歴史的建造物は横浜の宝」
後藤 治(工学院大学教授・横浜市歴史的景観保全委員)
(2) パネルディスカッション
鈴木智恵子(エッセイスト)
山本博士(株式会社三陽物産 代表取締役社長・宮川香山眞葛ミュージアム 館長)
綱河 功(横浜市役所 都市デザイン室長)
後藤 治 ※コメンテーター
米山淳一(公益社団法人横浜歴史資産調査会 常務理事・事務局長)※コーディネーター
歴史を生かしたまちづくりセミナー「今を生きる古民家の保存と活用」保存と活用について、全国の事例に学ぶ
全国各地で茅葺民家をはじめ町家等の古民家の保存活用が進んでいます。かつては時代の波に押され、解体の危機に晒されてきた歴史的建造物が見直され、住宅はもちろん店舗や交流拠点として立派に地域に息づいています。
私たちの住む横浜でも沢山の古民家があります。歴史を生かしたまちづくりの大切な要として、市民・行政・専門家・企業等が力を合わせて地域の宝物として保存活用を推進する思いをこめて、セミナーを開催致します。是非ご参加ください。
日 時 2015年2月21日(土)13:30〜16:30
会 場 神奈川県庁舎 3階大会議室(旧議場)
記念講演「女手一つで甦らせた茅葺民家」
村上和子氏(岩手県指定文化財村上家当主)
岩手県一関市千厩地区で江戸時代後期の茅葺民家(村上家住宅 岩手県指定文化財)を女手一つで再生。ご主人の反対を押し切って、古民家再生を決意したのは、大工さんの「柱や梁は生きているので、壊したら申し訳ない」の一言だった。
しかし資金調達には苦労した。東京で洋服を仕入れ、地元で行商した利益をつぎ込み10年以上かけて見事に甦らせた物語。
基調講演「神奈川に残る古民家」
大野 敏氏(横浜国立大学大学院 教授/公益社団法人 横浜歴史資産調査会 理事)
パネルディスカッション
<パネリスト>
吉村徳男氏(福島県下郷町大内宿・屋根葺き師):技術者の育成
飯田助友氏(横浜市港北区古民家所有者):住まい方、所有者の日々の努力
清水靖枝氏(横浜市長屋門公園 館長):魅力などの伝え方(総合学習での昔の暮らし方体験など)の大切さについて
<コメンテーター>
大野 敏氏(横浜国立大学大学院 教授/公益社団法人 横浜歴史資産調査会 理事)
<コーディネーター>
米山淳一(公益社団法人 横浜歴史資産調査会 常務理事・事務局長)
主催:横浜市都市整備局、公益社団法人 横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
協力:神奈川県
ヨコハマヘリテイジセミナー
「歴史を生かしたまちづくり−各地の歴史的景観保全の取組みから」を開催しました
2013年10月18日(金)〜12月18日(木)にかけて、下記の要領でヨコハマヘリテイジセミナーを開催致しました。
本セミナーでは、今日まで「歴史を生かしたまちづくり」の取組みを進めてきた神奈川県内の各市町村の事例を中心に現場で活動してこられた行政担当者やコンサルタントを講師に招き、各地での「歴史を生かしたまちづくり」の現状や課題、今後の可能性などについてお話を頂きました。
【日 時】
第1回 10月18日(金)「横浜市の歴史を生かしたまちづくり」
第2回 11月4日(月・祝)「横須賀市の歴史を生かしたまちづくり」
第3回 11月28日(木)「鎌倉市の歴史を生かしたまちづくり」
第4回 12月 5日(木)「小田原市の歴史を生かしたまちづくり」
第5回 12月18日(木)「神戸市の歴史を生かしたまちづくり」
※何れも18:30〜20:30
【講 師】
第1回 小田嶋鉄朗(横浜市都市整備局都市デザイン室 担当係長)
第2回 亀井泰治(横須賀市都市部公共建築課 課長補佐)
第3回 奥山信治(鎌倉市まちづくり景観部都市景観課 担当係長)
第4回 内藤英治(一般社団法人日本メインストリートセンター 副理事長)
第5回 本田 亙(神戸市企画調整局デザイン都市推進室 担当係長)
※コーディネーター:米山淳一(公益社団法人横浜歴史資産調査会 常務理事・事務局長)
【内 容】
・講師による取組み紹介
・会場とのセッション
【会 場】ヨコハマ創造都市センター3階スペース
【主 催】公益社団法人 横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
【共 催】YCCスクール(横浜国立大学、横浜市立大学、横浜市芸術文化振興財団、横浜市)
「山手地区近代建築資産現況調査報告会」
ヨコハマヘリテイジでは、文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業による「ヨコハマの近代建築資産の保存・活用によるまちの魅力づくり」の事業を行っており、その一環で、山手地区全域についての現況調査と西洋館等の所有者の意向調査を実施しました。
山手地区の歴史的建造物については、昭和60年に大規模な調査が行われていますが、それから30年近く経ち、この間に山手の環境は大きく変化しました。
過去(歴史)を知り、現在を認識し、未来へどう繋いでいくのか、調査にご協力いただいたみなさまや、山手の近代建築資産に関心をお持ちの皆さんに今回の調査結果をご報告し、ともに考える機会を持ちたいと思います。
皆様のご参加をお待ちしております。
ご参加に際しましては、事前にお申込をお願いいたします。
日 時 2013年3月9日(土) 10:00〜12:00
会 場 さくらWORKS<関内>(横浜市中区相生町3丁目61 泰生ビル2階)http://yokohamalab.jp/sakuraworks
プログラム
《報告》
(1)山手調査の概要
(2)昭和60年調査をもとにした現況確認
(3)洋館の保全活用状況
①所有者ヒアリング ②西洋館の運営状況 ③調査の成果/認定への展開
(4)全棟調査
①建物の現況 ②土木遺産(環境物件) ③調査の成果—新発見の建物
(5)まとめと展望
①調査のまとめ ②今後に向けて
《意見交換》
報 告/関 和明(ヨコハマヘリテイジ理事 関東学院大学教授)、水沼淑子(同 関東学院大学教授)、米山淳一(ヨコハマヘリテイジ常務理事・事務局長)、白川葉子(山手歴史文化研究会)、岩崎詞子(横浜国立大学都市イノベーション学府大学院)、上村 耕平
本事業は、文化庁 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業の一環で実施します。
「歴史的建築資産を守る人材研修会」
歴史的建築資産の保存・活用に関心があり、担い手になる方を広く対象とした、研修会を開催します。
3年目となる今回は、今後の人材交流につながることを目指し、第2日目では各団体に活動報告をしていただきます。
1.開催日程・プログラム
第1日目 2013年2月24日(日)13:30〜16:30
[プログラム]
(1)総 論[講師:西 和夫(神奈川大学)]
(2)横浜市内の調査事例紹介〜井上邸 他〜[講師:内田 青蔵(神奈川大学)]
(3)英国に学ぶまちづくりの思想〜ナショナルトラスト・シビックトラストの活動から〜[講師:米山 淳一(横浜歴史資産調査会)]
(4)参加者の意見交換、講師への質問 等
第2日目 2013年3月17日(日)13:30〜16:30
[プログラム]
(1)市内の活動事例報告
出演予定団体(五十音順):
神奈川建築士会スクランブル調査隊(森山恒夫氏)
港北ヘリテイジ(小田嶋鉄朗氏)
山手歴史文化研究会(白川葉子氏)
ヨコハマ洋館探偵団(嶋田昌子氏)
よこはま洋館付き住宅を考える会(兼弘 彰氏)
(2)参加者の意見交換、講師への質問 等
総 括:西 和夫(当会相談役・神奈川大学名誉教授)
司会進行:米山淳一(当会常務理事)
2.会 場
両日とも BankART Studio NYK
3.募集対象・人数
歴史的建築資産の保存・活用に関心があり、担い手になる方を広く対象としています(市民・学生、保存・改修に関わる建築技術者、自治体職員、歴史的建造物の所有者・管理者 等)
【定員 第1日目・第2日目 各40名】
(一方のみの参加も可能ですが、応募者多数の場合には、両日申し込みの方を優先いたします)
「鉄道開通140周年記念シンポジウム」
2012年は明治5(1872)年に新橋ー横浜間に鉄道が開通して140周年。
横浜駅や市内の鉄道の歴史を通して、まちの魅力を再発見するシンポジウムを開催します。
シンポジウム終了後には、桜木町駅周辺を中心とした見学会も開催します。
ご参加をお待ちしています。
日 時:2013年1月20日(日)
・午前の部:10:00~11:40 シンポジウム
・午後の部:13:00~15:00 見学会(オープンヘリテイジ方式*)
※見学会のみの参加はできません
※オープンヘリテイジ方式とは、歴史的建造物の一般公開のことです。今回は資料を事前配布して、自由に散策・見学していただき、主要ポイントに解説者が立ち、時間を決めて解説します。
シンポジウム会場:はまぎんホールヴィアマーレ(横浜市西区みなとみらい3ー1ー1)
・シンポジウム
基調講演「横浜駅の歩み」
パネルトーク「横浜の鉄道"東海道"の鉄道遺産探検」
・見学会
旧東急東横線、京浜東北線・根岸線沿いの鉄道遺構を専門家が解説
講 師:基調講演…青木祐介 氏(横浜都市発展記念館 主任調査研究員)
当日は、ヨコハマヘリテイジ会員、一般、西区の皆様約180名がシンポジュームと見学会に参加しまし盛況となりました。
横浜駅の3度にわたる変遷や駅舎の魅力等について青木先生が詳しく講演されました。当初の京浜間の鉄道から大阪・神戸を結ぶ東海道本線の駅としての性格が強くなっていく過程が興味深かったと思います。
第2部のヨコハマヘリテイジの鉄道遺産調査報告では、小野田 滋さんから今回の調査で明らかになった東海道本線の鉄道遺産に関してお写真を映して説明がありました。特に橋梁の橋台や用水路ようの煉瓦造のカルバートなど新たな発見も披露され参加者から拍手を浴びました。堀 勇良さんは古写真と現在のお写真を用いて開通間もない当初の横浜駅や鉄道の様子と現在を比較されました。また、米山は全国各地で行われている鉄道遺産を活かしたまちづくりの事例を紹介しました。
午後からの見学会では6箇所の見学ポイントに解説者が張り付き、3回に分けて解説を行いました。幸い暖かな日差しに恵まれ、楽しく見学会を終えることができました。
今後も鉄道遺産調査は継続して行い、報告会、見学会を開催予定ですのでご支援のほどよろしくお願いいたします。
なお、鐡道開通140周年を記念して「陸蒸気サブレ」を製作、販売を行いました。横浜のお菓子メーカーである三陽物産とヨコハマヘリテイジの協働で作成、企画は米山が担当しました。社長の山本博士さんのご尽力によって実現したサブレは好評。売り上げの一部がコハマヘリテイジの事業に役立つことも素晴らしいです。
内容は、一号機関車、荷物車、下等客車、下等緩急客車の4両編成です。冊子ヨコハマ陸蒸気物語が付属します。1パック580円です。ぜひ、ご購入ください。
ヨコハマヘリテイジセミナーvol.8「横浜の戦後モダニズム建築」
ヨコハマヘリテイジでは、平成24年度文化芸術振興費補助金を受けて実施する「横浜の近代建築資産の保存・活用によるまちの魅力づくり」事業の一環として、市民向けセミナーを開催します。
本年度のテーマは「復興が転機となった横浜の近代建築」。第1回は「防火帯建築」を取り上げました。
2回目の今回は「横浜の戦後モダニズム建築」についてのセミナーです。
会場となる紅葉坂界隈にはモダニズム建築を代表する建築家である前川國男の設計した神奈川県立図書館、音楽堂、婦人会館など、戦後の建築物が集積しています。
日 時 2012年12月16日(日)14:00~17:00
セミナー会場 神奈川県立図書館 多目的ホール(横浜市西区紅葉ケ丘9−2)
見学場所 神奈川県立図書館、音楽堂、婦人会館 など
講 師 吉田 鋼市 氏(横浜国立大学大学院教授)
「歴史を生かしたまちづくりセミナー」
慶應義塾大学日吉キャンパスには、第1校舎・第2校舎や、寄宿舎などの近代建築が現役で使われています。第34回となる今回の「歴史を生かしたまちづくりセミナー」は、慶應義塾大学アート・センターと横浜市都市整備局との共催により、講演とフォーラム、改修を終えた日吉寄宿舎南寮の工事報告を通じて、近代建築の歴史的価値や保全のあり方などについて考えるセミナーです。
日 時 2012年12月8日(土)15:00~17:15
場 所 慶應義塾大学 日吉キャンパス独立館 地下2階DB202番教室
プログラム
講演1「近代建築と日吉キャンパス」
講師:横浜国立大学大学院 吉田鋼市教授
講演2「慶應義塾大学日吉寄宿舎南寮のリノベーション」
講師:株式会社三菱地所設計 細見聡氏・森下昌司氏
フォーラム 「近代建築の保全と活用の未来」
キーノート:慶應義塾福澤研究センター 都倉武之准教授
進行:慶應義塾大学アート・センター 渡部葉子教授
パネリスト:吉田鋼市教授、都倉武之准教授、細見聡氏、森下昌司氏
主 催 慶應義塾大学アート・センター、横浜市都市整備局
協 力 株式会社三菱地所設計、一般社団法人横浜歴史資産調査会、横浜市港北区
「横浜の近代建築資産の保存・活用によるまちの魅力づくり」事業の一環の市民向けセミナー
ヨコハマヘリテイジでは、平成24年度文化芸術振興費補助金を受けて実施する「横浜の近代建築資産の保存・活用によるまちの魅力づくり」事業の一環として、市民向けセミナーを開催します。
本年度のテーマは「復興が転機となった横浜の近代建築」。第1回では「防火帯建築」を取り上げます。
戦災・接収後の関内地区では、連続的な防火帯を形成するため不燃化・共同化が進められ、1950年代から60年代に多くの共同ビルが建てられました。
今回は「バーとアートの街」で最近注目の吉田町をスタートに、関内地区の防火帯建築を見学します。
日 時 2012年9月8日(土)10:30集合 13:00ごろ解散予定
セミナー会場 吉田町ライブラリーカフェ(飯田善彦建築工房)横浜市中区吉田町4−9 吉田町第一共同ビル
見学場所 吉田町第一共同ビル(十六夜(いざよい)吉田町スタジオ、シェアハウス)ほか
泰生ビル(相生町)付近で解散予定
講 師 藤岡 泰寛 氏(横浜国立大学)
ヨコハマヘリテイジセミナーvol.6「横浜市内の鉄道遺産を訪ねる(2) ~横浜港駅、新港橋梁 etc.~」
我が国最初の鉄道が新橋ー横浜間に開通したのは、今から140年前の1872(明治5)年10月14日のことです。鉄道開通140周年を迎える今年、現在も目にすることのできる横浜の鉄道遺産を訪ね、その歴史を振り返ります。
第2回では、横浜港駅、新港橋梁、汽車道などを見学します。
日 時 2012年3月4日(日)10:00~12:00
集合場所 ワールドポーターズ6階 会議室
見学場所 旧横浜港駅プラットフォーム・新港橋梁 ・港1~3号橋梁(汽車道)ほか
講 師 小野田 滋氏(公益財団法人 鉄道総合技術研究所)
「歴史的建築資産を守る人材研修会」
歴史的建築資産の保存・活用に関心があり、担い手になる方を広く対象とした、「歴史的建築資産を守る人材研修会」を開催します。
昨年に引き続いての開催です。
1.開催日程・プログラム
第1日目 2012年2月18日(土)9:30~11:30[会場1]
[プログラム]
見学 新川家住宅主屋【横浜市認定歴史的建造物】(茅葺き屋根改修工事中)
解説[講師:大野 敏(横浜国立大学)ほか]
第2日目 2012年2月19日(日)13:00~16:00[会場2]
[プログラム]
(1) 総論 [講師:西 和夫(神奈川大学)]
(2) 事例紹介1 国内事例 [講師:内田 青蔵(神奈川大学)]
(3) 事例紹介2 海外事例 [講師:阿部 洋之]
(4) 参加者の意見交換、講師への質問 等
2.会 場
第1日目[会場1]横浜市都岡地区センター(旭区今宿西)
第2日目[会場2]日本丸訓練センター第1教室(みなとみらい)
歴史的建築資産の保存・活用に関心があり、担い手になる方を広く対象としています
(市民・学生、保存・改修に関わる建築技術者、自治体職員、歴史的建造物の所有者・管理者 等)
【定員 第1日目 若干名、第2日目40名】
※本事業は、文化庁 文化遺産を活かした観光振興・地域活性化事業の一環で実施します。
ヨコハマヘリテイジセミナーvol.5「横浜市内の鉄道遺産を訪ねる(1) ~JR鶴見線 国道駅 etc.~」
我が国最初の鉄道が新橋ー横浜間に開通したのは、今から140年前の1872(明治5)年10月14日のことです。鉄道開通140周年を迎える今年、現在も目にすることのできる横浜の鉄道遺産を訪ね、その歴史を振り返ります。
第1回では、JR鶴見線国道駅などを見学します。(第2回は汽車道等、臨海部を予定)
日 時 2012年1月28日(土)10:00集合 12:30ごろ解散予定
集合場所 JR鶴見駅
見学場所 JR鶴見線 国道駅 ほか
講 師 小野田 滋氏(公益財団法人 鉄道総合技術研究所)
第33回 歴史を生かしたまちづくりセミナーのご案内『近代建築の見方、楽しみ方』
写真家増田彰久氏を迎え、横浜の近代建築の魅力や楽しみ方について、数多くの歴史的建造物をカメラに収めてこられた写真家の視点からお話いただきます。
また、対談では、堀勇良氏、米山淳一氏を迎え、増田氏の活動や、各地での取り組みなどを通して、歴史的建造物の魅力や見方について幅広く語っていただきます。
日 時 2011年11月6日(日)10:00~12:00
場 所 旧富士銀行横浜支店(現 東京藝術大学横浜キャンパス)
主 催 横浜市都市整備局
協 力 東京芸術大学
一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
プログラム及び講師
1. 講演「近代建築の見方、楽しみ方」
講師:増田彰久氏(写真家)
2. 対談「写真から広がる歴史的建造物の世界」
講師:増田彰久氏、堀 勇良氏(建築史家)
米山淳一氏(ヨコハマヘリテイジ事務局長)
【講演者の紹介】
増田彰久氏(ますだ あきひさ)
1939年生まれ、東京生まれ。写真家。兵庫県立芦屋高校、日本大学芸術学部写真学科を卒業。増田彰久写真事務所を主宰。40数年にわたり明治・大正・昭和戦前の近代建築や近代化遺産を撮り続ける。
スクール「新港歴史夜話」参加者募集
「新・港村」のある新港地区は、貴重な産業遺構であるハンマーヘッドクレーンや明治期に建造された石積岸壁、臨港鉄道の軌道跡など、横浜港の歴史の集積した場所です。
この講座では、新港地区の歴史を軸に、横浜の近代遺跡、都市遺跡の保存活用、鉄道の歴史など、多様な視点から「未来都市.新・港村」の下に眠る「歴史」に光を当てます。
セミナー1 9月13日(火)
テーマ:(仮)横浜の「近代遺跡」
講 師:横浜都市発展記念館 主任調査研究員 青木祐介氏
セミナー2 9月20日(火)
テーマ:(仮)横浜臨海部の魅力
講 師:横浜シティガイド協会副会長 嶋田昌子氏
セミナー3 9月27日(火)
テーマ:(仮)新港埠頭の地中遺構と周辺の近代遺跡
講 師:USC街・空間計画代表 兼弘 彰氏
セミナー4 10月4日(火)
テーマ:(仮)近代産業遺構と都市デザイン
講 師:芝浦工業大学教授/アプル総合計画事務所所長 中野恒明氏
セミナー5 10月11日(火)
テーマ:(仮)軌道遺構と鉄道の歴史?鉄道遺産を活かしたまちづくり
講 師:ヨコハマヘリテイジ常務理事/地域遺産プロデューサー 米山淳一氏
セミナー6 10月18日(火)
テーマ:(仮)ヨーロッパの都市遺跡保存活用
講 師:関東学院大准教授 黒田泰介氏
セミナー7 10月25(火)
テーマ:(仮)ウォーターフロント地区の歴史的資産活用
講 師:横浜市立大学准教授 鈴木伸治氏
★会場は、各回とも「新・港村」施設内
第33回 歴史を生かしたまちづくりセミナー『近代建築の見方、楽しみ方』
今回の東北地方太平洋沖地震の発生とその影響をふまえ、中止とさせていただきます。
ヨコハマヘリテイジセミナー Vol.4「シンポジウム 絹が育てた横浜の近代建築」
平成22年度地域伝統文化総合活性化事業(文化庁助成事業)に採択された「横浜の近代建築資産の保存・活用によるまちの魅力づくり」の一環として開催しました。
《プログラム》
・講演Ⅰ 横浜開港とシルク貿易」 小泉勝夫 氏(シルク博物館解説員)
・講演Ⅱ 絹が育てた歴史的建造物と町並」 後藤 治氏(工学院大学教授)
・パネルディスカッション「絹でつなぐまちづくり」
主 催 一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
協力 横浜市都市整備局
日 時 2011年2月11日(金・祝) 13:30~16:30
場 所 YCC(旧第一銀行横浜支店)3階スペース
「歴史的建築資産を守る人材研修会」
歴史的建築資産の保存・活用に関心があり、担い手になる方を広く対象とした「歴史的建築資産を守る人材研修会」を、文化庁 地域伝統文化総合活性化事業の一環で実施しました。
主 催 一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
協 力 横浜市都市整備局
開催概要
第1日目 2011年2月5日(土)10:00〜12:30[会場1]
[プログラム]
(1)民家の保存・活用事例における横浜市の特徴(講師:大野 敏 横浜国立大学)
(2)見学
第2日目 2011年2月26日(土)13:30〜16:45[会場2]
[プログラム]
(1)総論1 歴史的建造物の掘り起こしから、保存、修復、活用のながれ(講師:西 和夫 神奈川大学)
(2)総論2 横浜市の歴史的建造物の現状と行政の取り組み(講師:横浜市都市デザイン室 ほか)
(3)わが国の歴史的建造物の保存・再生小史(講師:内田 青蔵 神奈川大学)
(4)保存・活用の取組事例紹介 ・参加者の意見交換、講師への質問
ヨコハマヘリテイジセミナー Vol.3 絹が育てた横浜の近代建築(2) 生糸がつくった建物、生糸を守った建物
「絹」とのかかわりに視点を置いて横浜の近代建築を紹介するセミナーの第2回は、シンクセルター、旧生糸検査所、帝蚕倉庫、三井物産倉庫や、旧清水製糸場本館、新川家住宅(養蚕農家)など、養蚕から輸出まで、横浜市内の生糸にまつわる建物にスポットを当てます。
主 催 一般社団法人横浜歴史資産調査会’ヨコハマヘリテイジ)
日 時 2010年11月27日(土)10:30~13:00
場 所 [講演]横浜市開港記念会館1号室(横浜市中区本町1−6)
[見学]シルク博物館
講 師 吉田鋼市氏(横浜国立大学大学院教授・一般社団法人横浜歴史資産調査会理事)
ヨコハマヘリテイジセミナー Vol.2 山手の歴史的建造物を極める!! ~街並みの成り立ちから現在まで~
横浜山手は、かつて外国人が「ブラフ:Bluff(切り立った断崖)」と呼ぶ丘の上に、新しく造られた居住地でした。その名残は、震災や戦災、戦後の復興などをはさみ、1世紀半を経て姿を変えた今日も、そこかしこに感じることができます。今回は、山手の西洋館の建物を中心にして、山手地区の街並の成り立ちや、ここを舞台にした歴史上の出来事を紹介しました。セミナー会場は、近年、外観の修復を終えた「フェリス女学院10号館」(1929年、A.レーモンド設計)で、非公開の建物内部の見学も実施しました。
主 催 一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
日 時 2010年10月23日(土)《二部制》(各回とも同内容)
場 所 フェリス女学院10号館 [講演と見学](横浜市中区山手町)
講 師 関 和明 氏(関東学院大学教授・一般社団法人横浜歴史資産調査会理事)
現地解説 松井 健 氏(鹿島建設株式会社 横浜支店 中央建築営業所)
ヨコハマヘリテイジセミナー Vol.1 絹が育てた横浜の近代建築(1) 象の鼻・転車台
開港都市横浜の人・もの・文化の流れにとって大きな役割を果たした「絹」。絹とのかかわりに視点を置いて横浜の近代建築を紹介する3回シリーズのセミナーの第1回は、象の鼻・転車台を中心に、「絹」を介して世界につながっていた横浜の港湾部の歴史的建造物にスポットを当てました。
主 催 一般社団法人横浜歴史資産調査会(ヨコハマヘリテイジ)
日 時 2010年7月25日(日)13:00~16:00
場 所 [講演]BankART Studio NYK 2Fカフェライブラリー
[見学]象の鼻パーク周辺の港湾施設 ほか
講 師 堀 勇良氏(建築史家・一般社団法人横浜歴史資産調査会理事)
歴史を生かしたまちづくりセミナー Vol.32 金沢八景と明治の別荘文化~旧伊藤博文金沢別邸~
昨秋保全改修工事を終えた市指定有形文化財「旧伊藤博文金沢別邸」を解説付きで見学するセミナーが横浜市主催で開催されました。
日 時 2010年3月20日(土)(1)13:00~15:00 (2)14:00〜16:00
会 場 横浜市野島青少年センター(金沢区野島公園内)
見 学 旧伊藤博文金沢別邸
主 催 横浜市
協 力 (株)建文 (財)横浜市緑の協会
運営協力 一般社団法人 横浜歴史資産調査会
応募者が多く、定員を拡大しての開催となりました。多数のご応募ありがとうございました。
野島研修センターでの水沼淑子先生(関東学院大学教授)の講演のあと、別邸に向かい、建物内とお庭など外構を、改修に携わった株式会社建文 建築文化研究所の田中昭之氏と、横浜市文化財課の担当者の解説で見学しました。
■当日の様子